さかな①

フィクションです。

 

 

 

 

 

会社は違いますが、 一緒に仕事をしていた仲間(オオハラさん)がクビになりました。

クビと言っても職を失うのではなく、別の部署への配属になるそうです。

 

オオハラさんは上層部へ人員の拡充を訴えていました。金になるならないではなく、事業の継続には人材の確保が不可欠であると。それをしないのは会社の怠慢だと。

 

 

 

会社の返答はオオハラさんの配置換えでした。おまえはこの件に関わるとうるさいから、別の仕事をしろって。

 

これを聞いたとき笑ってしまいました。こんなことする会社あるんだって。自分たちの首を余計に締めているだけなのに。

問題は解決しないどころか大問題になってしまいました。

 

誰もやりたがらない、金にならないトランプのババみたいな仕事かもしれません。会社としても渋々やっているだけでしょう。でも今の俺たちには絶対必要な仕事なんです。

 

 

 

オオハラさんを失い、事態は悪化する一方です。今のシステムは来年には崩壊するでしょう。あーあ。

 

 

 

 

 

 

 

さんざん嘆いたのでスッキリしました。切り替えます。

遅かれ早かれ今のシステムが崩壊することは見えていました。むしろオオハラさんへの依存度が高すぎました。システムを作った当時と今ではあまりに、すべてのことが違います。それを鑑みて適切な設定に修正しなかったことに責任があります。

問題の本質はとてもシンプルなのかも。客観的な証拠が必要。

 

 

またあしたからがんばります。